
竹中土木は6月13日、沼津市新中間処理施設敷地造成工事において建設用3Dプリンターによる階段工の施工を実演する見学会を6月10日に開催したと発表した。
沼津市等の関係者約50名が参加し、3Dプリンターで階段を造形する工程を見学した。
今回の階段工は全体で17段、高低差3.4メートル、斜距離5.8メートル、横幅2.4メートルの大きさである。
プリンターで印刷できる大きさや印刷後の設置時の重量を考慮し、6分割して印刷した。
施工手順は、まずパソコンで3Dモデルを作成し、3Dモデルのデータに従って専用モルタルを層状に積層することでプリンターが階段を造形する。
1層約1センチメートルで積層し、先に積層したモルタルが後から積層されるモルタルの自重によって形状が変形しないよう注意しながら進めた。
120層、横幅約1.2メートルの横向きの階段を、側面を下にして立てた状態で徐々に造形した。

建設用3Dプリンターのメリットとして、作業員が1段ずつ施工する場合と比較して工期短縮および省人化が可能となることが挙げられる。
足場を組む必要がないため安全に施工でき、円形など小回りの利く複雑な造形を得意とすることも特徴である。
工事は令和5年度沼津市新中間処理施設敷地造成工事として静岡県沼津市山ケ下町地内で実施されている。
工期は2023年10月17日から2026年3月14日までの予定で、施工面積約2.5ヘクタール、掘削工71200立方メートル、盛土工46400立方メートルなどが含まれる。
発注者は沼津市で、施工者は竹中土木・集組特定建設工事共同体が担当している。
沼津市等の関係者約50名が参加し、3Dプリンターで階段を造形する工程を見学した。
17段の階段を6分割し120層で専用モルタルを積層して造形
今回の階段工は全体で17段、高低差3.4メートル、斜距離5.8メートル、横幅2.4メートルの大きさである。
プリンターで印刷できる大きさや印刷後の設置時の重量を考慮し、6分割して印刷した。
施工手順は、まずパソコンで3Dモデルを作成し、3Dモデルのデータに従って専用モルタルを層状に積層することでプリンターが階段を造形する。
1層約1センチメートルで積層し、先に積層したモルタルが後から積層されるモルタルの自重によって形状が変形しないよう注意しながら進めた。
120層、横幅約1.2メートルの横向きの階段を、側面を下にして立てた状態で徐々に造形した。

建設用3Dプリンターのメリットとして、作業員が1段ずつ施工する場合と比較して工期短縮および省人化が可能となることが挙げられる。
足場を組む必要がないため安全に施工でき、円形など小回りの利く複雑な造形を得意とすることも特徴である。
工事は令和5年度沼津市新中間処理施設敷地造成工事として静岡県沼津市山ケ下町地内で実施されている。
工期は2023年10月17日から2026年3月14日までの予定で、施工面積約2.5ヘクタール、掘削工71200立方メートル、盛土工46400立方メートルなどが含まれる。
発注者は沼津市で、施工者は竹中土木・集組特定建設工事共同体が担当している。
WRITTEN by
