ツール紹介
デジコン編集部 2025.8.12

セーフィー、クラウドカメラ管理ツールのUIを全面刷新。メインカラー変更で色覚配慮も実現

CONTENTS
  1. 操作性と視認性を重視したユーザビリティ向上で現場DXを促進
クラウド録画サービスシェア1位のセーフィーは、「Safie Viewer」のデザインを全面リニューアルすると発表した。

「誰にとっても見やすく・使いやすいビューアー」を目指し、操作性と視認性の向上に重点を置いた設計で、建設現場をはじめとする各種現場でのDX促進を支援する。

操作性と視認性を重視したユーザビリティ向上で現場DXを促進


今回のリニューアルは、長年にわたり機能を拡充してきた結果、「どこにどの機能があるのか分かりづらい」「活用しきれない」といったユーザーからの声に応えるものである。

よりスムーズで直感的な操作を実現し、既存ユーザーにとっても違和感なく使えるよう配慮しながら、より快適なユーザー体験を提供することを目的としている。

主要な改善点として、細かなUIデザインを統一し、操作がよりスムーズになるよう画面のタイトルやボタンの形状、色味などを整理している。

特に注目すべきは、従来のメインカラーである「緑」を「青」に変更したことで、色の違いが分かりづらい方にも配慮したやさしいデザインへと進化させた点である。

表現の明瞭化にも注力しており、サイドメニューの「カメラ一覧」を「デバイス一覧」へ表記変更するなど、カメラ以外のデバイス利用も視野に入れたより実用的な名称に更新している。

各ボタンの文言も見直し、操作に即した表現へと刷新することで、ユーザーが次のアクションを直感的に理解できるようになった。





設定画面においても操作方法とデザインを統一し、どの画面でも同じ感覚で操作できるため、初めてのユーザーでも迷わず使える設計に仕上げている。

建設現場では、安全管理や工程管理、品質管理においてクラウドカメラの活用が進んでおり、現場監督や作業員が直感的に操作できるUIの改善は作業効率向上に直結する。

同社が掲げる「映像データであらゆる産業の現場をDXする」というビジネスコンセプトのもと、建設をはじめとする各種現場でのデジタル変革を推進している。

リニューアルのスケジュールは、8月7日から新しいデザインの提供を開始し、従来デザインも並行して利用可能とする。

11月6日には新しいデザインへ完全切り替えを行い、全ユーザーが統一されたインターフェースで利用できるようになる。

セーフィーはテクノ・システム・リサーチ社調べによるネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024年)で、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア55.3パーセントを獲得している。




WRITTEN by

デジコン編集部

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