ツール紹介
デジコン編集部 2025.7.22

きもと、Autodesk Civil 3D用アドオンソフト「KIMOTOツールバー」提供開始。BIM/CIM業務で作業時間4分の1削減を実現

CONTENTS
  1. 26種類の機能で反復作業・検査・出力を自動化、横断図処理効率50%以上向上
きもと(三重県いなべ市)は7月18日、建設・土木分野の3D設計ソフト「Autodesk Civil 3D」用に、BIM/CIMの業務効率を支援するアドオンソフトウェア「KIMOTOツールバー」の提供を開始した。

BIM/CIM作成に伴う煩雑な操作やヒューマンエラーを削減し、誰もが使いやすく正確にデータを扱える環境の構築を実現する。

26種類の機能で反復作業・検査・出力を自動化、横断図処理効率50%以上向上


BIM/CIMの設計・データ作成には、高度な精度と大量の処理が求められており、検査手法の確立が課題となっている。

KIMOTOツールバーは、十数年にわたるCADカスタマイズ開発のノウハウを活かして開発され、反復作業・検査・出力作業などを自動化・半自動化している。

複雑な作業をシンプルに変え、設計者や作業者の負担を大きく軽減する仕組みである。

土木・インフラ設備用3次元CADソフトAutodesk Civil 3D用に開発されたKIMOTOツールバーは、専用のメニューバーを追加することで作業効率を大幅に向上する。

このツールは特定の専門分野に限らず、すべてのCIM作業で利用可能である。


多岐にわたる26種類のツールが含まれており、多様なニーズに対応している。

主な機能として、ファイル・レイヤー管理では大量の図面ファイルやレイヤーの整理を簡便に行える。

横断図処理では複数横断図の一括挿入・編集作業を効率化し、サーフェス・ソリッドモデル編集ではサーフェスやソリッドの編集をスムーズに実行できる。

データチェック機能では整合性チェックなどの検査アシスト機能により設計品質向上を図っている。

実際にKIMOTO社内では、「KIMOTOツールバー」の導入によりBIM/CIM作成業務で作業時間の約4分の1を削減した。





WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。