行政・政策
デジコン編集部 2025.6.18

国交省。令和7年度「インフラDX大賞」募集開始。波及性重視でベストプラクティス横展開。9月18日締切

CONTENTS
  1. 国土交通大臣賞・優秀賞・スタートアップ奨励賞の3部門で表彰。BIM/CIMやICT施工StageⅡに積極応募求む
国土交通省は6月17日、建設現場の生産性向上に関するベストプラクティスの横展開に向けて「令和7年度インフラDX大賞」の募集を開始したと発表した。

令和7年度は引き続き、インフラの利用・サービスの向上や建設業界以外の取組についても含めて広く募集することとしており、積極的な応募を呼びかけている。

国土交通大臣賞・優秀賞・スタートアップ奨励賞の3部門で表彰。BIM/CIMやICT施工StageⅡに積極応募求む


国土交通省では、令和6年度から「i-Construction」の取組を深化させる「i-Construction2.0」を打ち出し、さらなる建設現場の生産性向上に取り組んでいる状況である。


また、この取組を中核にさらに発展させ、データとデジタル技術を活用して社会資本や公共サービスを変革する「インフラ分野のDX」を推進している。

なお、選考にあたっては、令和7年度から「インフラ分野のDX」の更なる普及拡大を目指し、波及性の観点について重視して選考する予定となっている。

募集対象は、インフラ分野において、データとデジタル技術を活用して、建設生産プロセスの高度化・効率化、国民サービスの向上、組織の働き方や文化・風土の改革等につながる優れた実績をあげた取組である。

特に、オープンデータの利活用、地方公共団体等でのインフラ分野のDX推進施策や「i-Construction 2.0」の取組につながる、BIM/CIMや、ICT施工StageⅡ(機械の稼働データや映像データなどの現場データ活用等による生産性の向上)等による省人化、生産性の向上の取組について、積極的な応募を求めている。

表彰内容は、国土交通大臣賞がインフラ分野のDXの推進にあたり、特に優れた取り組みに対する表彰となっている。

優秀賞はインフラ分野のDXの推進にあたり、優れた取り組みに対する表彰で、スタートアップ奨励賞はインフラ分野のDXの推進にあたり有効な、スタートアップの取り組みに対する表彰となっている。

問合せ先は、大臣官房参事官(イノベーション)グループ課長補佐西上(代表:03-5253-8111(内線22339)直通:03-5253-8120)、大臣官房公共事業調査室課長補佐佐藤(代表:03-5253-8111(内線24296)直通:03-5253-8258)となっている。




WRITTEN by

デジコン編集部

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