ツール紹介
ミズノ、初のJIS規格認定安全靴を発売。MIZUNO ENERZYインソールで耐久性と快適履き心地を両立、つまずき配慮設計で転倒災害防止

ミズノは、製造業や建設業の現場作業者向けに、ミズノ初のJIS規格認定安全靴「MIGHTY LINE CU 11L(マイティ ライン シーユー イチイチエル)」を6月20日に発売すると発表した。
JIS T8101普通作業用(S種)認定を取得し、スポーツで培ったノウハウを活用した独自素材「MIZUNO ENERZY」インソールにより、安全性を保ちながら快適な履き心地を実現する。
現場作業における安全靴の課題として、重量物を扱う現場や火花が飛び散る過酷な環境で働く作業員は、足元の安全確保のためにJIS規格安全靴の着用とシューズ耐久性への配慮が一般的に求められている。
しかし、一日中快適に作業するためには足当たりの良さやクッション性も必要であり、シューズの耐久性と履き心地の両立が難しい課題となっていた。
特に製造業において従業員の高齢化が進む影響により、労働災害の中で最も多い転倒が深刻な問題となっている。
厚生労働省の「製造業における労働災害防止」データによれば、転倒災害の発生率の高さが製造業現場における重要な安全課題として位置づけられている。
(天然皮革採用のアッパー)
新製品「MIGHTY LINE CU 11L」は、アッパー部分に足なじみの良い天然皮革を採用することで、長時間着用時の快適性を確保している。
天然皮革の特性により、使用を重ねるごとに足の形状に適応し、個人の足型に合わせたフィット感を実現する設計となっている。
(柔らかさと反発性に優れた「ミズノエナジーインソール」)
最大の技術的特徴として、スポーツで培ったノウハウを活用し、アスリートも支える独自素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を使用したインソールを採用している。
この素材は従来のスポーツシューズで実証された衝撃吸収性能とエネルギーリターン特性を持ち、安全性を保ちながら快適な履き心地を両立させている。
転倒災害への配慮として、つま先を高くし、引っかかりに配慮した設計を採用している。この設計により、歩行時のつまずきリスクを軽減し、製造業で問題となっている転倒災害の予防効果が期待される。
従来の安全靴では十分に対応できていなかった歩行時の安全性向上を、スポーツシューズの設計ノウハウを応用して実現している。
(耐滑性のあるアウトソール意匠)
ミズノは2016年3月からJSAA規格A種認定品であるプロテクティブスニーカーを展開し、多くの現場作業者の足元を支えてきた実績を持つ。これまでのプロテクティブスニーカー事業で蓄積された現場ニーズの理解と技術的知見が、今回のJIS規格認定安全靴開発に活用されている。
JIS規格認定安全靴の初展開により、同社はさらに多くの現場作業者の労働環境改善をサポートしていく方針を示している。
JSAA規格からJIS規格への展開により、より厳格な安全基準を求める現場や、法規制によりJIS規格安全靴の着用が義務付けられている作業環境への対応が可能となる。
JIS T8101普通作業用(S種)認定を取得し、スポーツで培ったノウハウを活用した独自素材「MIZUNO ENERZY」インソールにより、安全性を保ちながら快適な履き心地を実現する。
製造業転倒災害が最多で従業員高齢化進行。天然皮革アッパーとMIZUNO ENERZYインソールでスポーツノウハウを安全靴に応用
現場作業における安全靴の課題として、重量物を扱う現場や火花が飛び散る過酷な環境で働く作業員は、足元の安全確保のためにJIS規格安全靴の着用とシューズ耐久性への配慮が一般的に求められている。
しかし、一日中快適に作業するためには足当たりの良さやクッション性も必要であり、シューズの耐久性と履き心地の両立が難しい課題となっていた。
特に製造業において従業員の高齢化が進む影響により、労働災害の中で最も多い転倒が深刻な問題となっている。
厚生労働省の「製造業における労働災害防止」データによれば、転倒災害の発生率の高さが製造業現場における重要な安全課題として位置づけられている。

新製品「MIGHTY LINE CU 11L」は、アッパー部分に足なじみの良い天然皮革を採用することで、長時間着用時の快適性を確保している。
天然皮革の特性により、使用を重ねるごとに足の形状に適応し、個人の足型に合わせたフィット感を実現する設計となっている。

最大の技術的特徴として、スポーツで培ったノウハウを活用し、アスリートも支える独自素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を使用したインソールを採用している。
この素材は従来のスポーツシューズで実証された衝撃吸収性能とエネルギーリターン特性を持ち、安全性を保ちながら快適な履き心地を両立させている。
転倒災害への配慮として、つま先を高くし、引っかかりに配慮した設計を採用している。この設計により、歩行時のつまずきリスクを軽減し、製造業で問題となっている転倒災害の予防効果が期待される。
従来の安全靴では十分に対応できていなかった歩行時の安全性向上を、スポーツシューズの設計ノウハウを応用して実現している。

ミズノは2016年3月からJSAA規格A種認定品であるプロテクティブスニーカーを展開し、多くの現場作業者の足元を支えてきた実績を持つ。これまでのプロテクティブスニーカー事業で蓄積された現場ニーズの理解と技術的知見が、今回のJIS規格認定安全靴開発に活用されている。
JIS規格認定安全靴の初展開により、同社はさらに多くの現場作業者の労働環境改善をサポートしていく方針を示している。
JSAA規格からJIS規格への展開により、より厳格な安全基準を求める現場や、法規制によりJIS規格安全靴の着用が義務付けられている作業環境への対応が可能となる。
WRITTEN by
