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中国電力ネットワーク、小規模分散型水供給サービス「アクアシフト」開始。小型海水淡水化装置で現場の水問題を解決

中国電力ネットワークは5月23日、Waquaと連携し、小型海水淡水化装置と循環式手洗いユニットのレンタルサービス「アクアシフト」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、給排水設備の確保が困難な工事現場や現場事務所向けに展開される。
アクアシフトの核となる小型海水淡水化装置は、世界最小クラスの可搬性を実現している。
河川や海などの水源があれば、その場で真水を生成できる仕組みだ。
従来の工事現場では、水の運搬に伴うコストや労力、環境負荷が大きな課題となっていた。

同装置の導入により、水の運搬回数を大幅に削減し、現場で生成した真水で機材洗浄や手洗いが可能になる。
また、循環式手洗いユニットには独自の浄水・殺菌機能を搭載しており、1回の給水で約1か月間は水の交換が不要となる。
これにより、現場の職場環境改善とコスト削減を同時に実現する。
中国電力ネットワークは中長期的に、本サービスを通じて中国地域の過疎地や離島の水インフラ関連事業への展開も視野に入れている。
同サービスは、同社のオープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」から初めて事業化されたサービスでもある。
同社は「経営ビジョン2030」に掲げる「新規事業の展開」「地域活性化への貢献」の実現に向け、新たなサービス提供を継続していく方針だ。
同サービスは、給排水設備の確保が困難な工事現場や現場事務所向けに展開される。
世界最小クラスの海水淡水化装置で現場の水インフラ課題を解決
アクアシフトの核となる小型海水淡水化装置は、世界最小クラスの可搬性を実現している。
河川や海などの水源があれば、その場で真水を生成できる仕組みだ。
従来の工事現場では、水の運搬に伴うコストや労力、環境負荷が大きな課題となっていた。

同装置の導入により、水の運搬回数を大幅に削減し、現場で生成した真水で機材洗浄や手洗いが可能になる。
また、循環式手洗いユニットには独自の浄水・殺菌機能を搭載しており、1回の給水で約1か月間は水の交換が不要となる。
これにより、現場の職場環境改善とコスト削減を同時に実現する。
中国電力ネットワークは中長期的に、本サービスを通じて中国地域の過疎地や離島の水インフラ関連事業への展開も視野に入れている。
同サービスは、同社のオープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」から初めて事業化されたサービスでもある。
同社は「経営ビジョン2030」に掲げる「新規事業の展開」「地域活性化への貢献」の実現に向け、新たなサービス提供を継続していく方針だ。
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