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デジコン編集部 2025.5.13

ボルボ・グループ・ジャパン。約10年ぶりに油圧ダンプトラック6種をフルモデルチェンジ。5月より順次発売開始

CONTENTS
  1. 電子制御ダンプ操作と自動駆動切換えでオフロード性能を強化。全面ガラス窓採用の新デザインキャビンと1000時間整備間隔で運用コストも削減
ボルボ・グループ・ジャパンは、油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」の「A25」「A30」「A35」「A40」「A45」「A60」の新型モデル6種を、2025年5月より順次発売する。

電子制御ダンプ操作と自動駆動切換えでオフロード性能を強化。全面ガラス窓採用の新デザインキャビンと1000時間整備間隔で運用コストも削減


新型モデルは約10年ぶりのフルモデルチェンジとなり、第一弾として「A35」「A40」「A45」を5月より先行販売し、7月以降に「A25」「A30」「A60」を発売する予定である。

ボルボのダンプトラックの強みである、悪路走行時の高い操舵性と直進安定性が一段と進化し、より優れたオフロード性能を発揮する。

(A35)

特筆すべき進化点として、荷台に積載した土砂や砕石を降ろす「ダンプ操作」が電子制御化され、よりスムーズかつ安全な作業が可能となった。

キャビンはデザインを一新し、出入口を広く乗り降りしやすい構造にしたほか、全面ガラス窓と高性能カメラの採用により、オペレーターの視認性が向上している。

路面状況に応じた6輪駆動と4輪駆動の自動切換え機能、下り坂での速度制御なども標準搭載し、運転の安全性と快適性を高めている。



運用面での改良も多く、ボンネット部に整備箇所をまとめて配置することで、メンテナンス性が向上している。

専用のエンジンオイルと高性能フィルタを採用することで、エンジン整備間隔は1000時間となり、現場での稼働時間の最大化に貢献する。

さらに、ボルボの建設機械に搭載されているインターフェース「Volvo Co-pilotディスプレイ」の機能「オンボード計量付Haul Assist」を利用すれば、有効搭載量情報がリアルタイムで把握できる。

これにより、積み戻しや過積載を防ぐことができ、生産性と燃費の向上にもつながる。

日本での販売は、山﨑マシーナリーと第一東洋の正規ディーラー2社を通じて行われる。





WRITTEN by

デジコン編集部

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