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デジコン編集部 2025.5.8

日本ドローンビジネスサポート協会。専門コンサルタント養成「ドローンビジネスマスターコース」を6月開講。飛行7000時間以上の実績を体系化

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  1. 農業・建設・災害対応など多分野で拡大するドローン需要に対応。実践的な収益化ノウハウと法規知識を3ヶ月で習得
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会は、ドローンビジネスの専門コンサルタントを養成する「ドローンビジネスマスター(コンサル)コース」を2025年6月より開講する。

農業・建設・災害対応など多分野で拡大するドローン需要に対応。実践的な収益化ノウハウと法規知識を3ヶ月で習得


空撮ビジネスから始まったドローン産業は、近年、農業、建設、測量、インフラ点検、災害対応など様々な分野で急速に拡大している。

技術革新により産業用ツールとして不可欠な存在となりつつある一方で、導入時のコスト計算、運用方法、収益化モデルの構築など専門的な知識を必要とする課題も多く存在している。

特に中小企業や地方自治体においては、限られた予算内でドローン導入による最大限の効果を得るためのノウハウが求められている状況だ。


こうした背景から、日本ドローンビジネスサポート協会は専門コンサルタントの養成に本格的に乗り出した。

本コースは、飛行時間7000時間以上、コンサルティング実績500社以上を誇る協会代表理事の森本宏治氏が監修している。

2016年のドローンビジネス黎明期から蓄積された豊富な経験とノウハウを体系化し、ドローンの安全運用と利益確保を両立できる実践力のあるコンサルタントの育成を目指す。

カリキュラムは、ドローンの飛行技術だけでなく、産業分野ごとの活用方法、収益化モデルの構築、関連法規の理解など、総合的な指導能力の習得に重点を置いている。

講習期間は3ヶ月以上(月あたり3〜6日の講習日)で、オンラインを中心に開催される。

仕事を続けながらでも無理なく受講できるスケジュールとなっており、希望する学習内容により講習期間は変動する。

講習方法はオンライン講習と実技研修を組み合わせたハイブリッド型で、理論と実践を効果的に習得できる構成となっている。

オンライン講習では最新のドローン関連法規、ビジネスモデル構築、収益計画などの理論を学び、実技研修ではドローン飛行技術や現場でのコンサルティング手法を実践的に身につける。

修了者には「ドローンビジネスマスター(コンサル)」の資格が付与され、協会のビジネスネットワークに登録される。

資格取得者は継続的な情報提供を受けることができ、全国にコンサルタントネットワークを構築していく計画だ。

受講料は33万円からで、コース内容により変動する。料金には講義費用、教材費、実技訓練費用、修了後の継続サポート費用が含まれている。




参考・画像元:一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会プレスリリースより
 
WRITTEN by

デジコン編集部

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