ゼンリンデータコム。AIで簡単にオリジナル地図を作成できる「デザイン地図AI」を無償公開。自然言語対話でデザイン編集可能

ゼンリンデータコムは2025年3月25日、ゼンリングループの地図データとAIを活用したオリジナルデザイン地図作成サイト「デザイン地図AI」の公開を開始した。

自然言語での対話だけで施設の強調や背景色変更が可能、イベントや店舗案内マップ作成に最適

「デザイン地図AI」は、誰でも無償で利用できるデモサイトで、イベント会場へのアクセスマップや店舗案内など、様々なシーンでの活用を想定している。

URL（https://sh.zmaps.jp/design_map_ai/）にアクセスするだけで、専門知識がなくても直感的に使用可能である。

このサービスの最大の特徴は、AIとの自然言語対話によって地図編集が行える点である。



編集に必要な情報をAIが把握しているため、複雑な操作は不要で、会話形式の指示だけでオリジナルデザイン地図を作成できる。

カスタマイズ機能も充実しており、ゼンリンが整備している細かい地図要素に対して自由な編集が行える。

具体的には、特定の施設をピンポイントで目立たせたり、地図の背景色を変更したり、不要な施設を削除したりといった編集が可能となっている。

公開されている画面イメージでは、同社の入居ビルをコーポレートカラーで強調し、周辺は桜をイメージした色調に変更した地図が例示されている。

従来、こうしたデザイン地図の作成には専門的な地図ソフトやデザインスキルが必要であったが、AIとの対話式インターフェースにより、誰でも手軽に作成できるようになった点が画期的である。






参考・画像元：ゼンリンデータコムプレスリリースより