FARO Technologies。新3Dリアリティキャプチャーソリューション「Blink」を発表。直感的操作で専門知識不要のデータ分析を実現

FARO Technologiesは2025年4月15日、3Dリアリティキャプチャープロセスを合理化する新ソリューション「FARO Blink」のリリースを発表した。

Red Dot Designなど受賞のインターフェースで建設・測量現場のデータ処理を効率化

Blinkは、FARO Sphere XG Digital Reality Platformを基盤とするソフトウェア主導のソリューションで、3Dリアリティキャプチャー技術の民主化を目指す同社のミッションにおける重要なマイルストーンとなるものである。

この新ソリューションの特徴は、高品質なビジュアルと自動化されたワークフローを組み合わせた直感的な操作性にある。


これにより、専門知識を持たないユーザーでもプロフェッショナルな品質のデータ分析が可能となり、より迅速かつ価値のあるインサイトの抽出が実現する。

FARO社長兼CEOのPeter J. Lau氏は、「Blinkは3Dデータへの障壁を打ち破る画期的なイノベーションである」と述べている。

同氏によれば、複雑な業務を自動化し、シンプルさを優先することで、専門知識の有無に関わらず誰もが高品質なデータ分析を実現できる費用対効果の高いソリューションの開発に成功したという。

Blinkのユーザーインターフェースは、そのデザイン性の高さからRed Dot Design AwardやNew York Design Awardsでの銀賞など、複数の権威ある賞を受賞している。

この使いやすさにより、設計者、建設業者、測量士、現場作業者などのユーザーは簡単にデータを取得、閲覧、共有することができ、プロジェクト全体の進行がよりスムーズになることが期待される。

FARO Technologiesは、Blinkの提供により、建設、不動産、地理空間市場において、プロジェクトマネージャーや測量士から3Dスキャンサービス業者に至るまで、幅広いユーザー層のデータ処理と分析を効率化する新たなツールを提供することになる。

FARO Blinkは現在、世界全地域で利用可能となっている。