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東急建設、労働災害検索と施工管理サービスを自動連携し安全管理を効率化

東急建設は、労働災害事例検索システム「K-SAFE®」と施工管理サービス「Buildee調整会議」の2つのシステムを自動連携させる仕組みを3月から導入した。
これにより作業内容の入力と関連する災害事例の検索・共有が一元化され、施工技術員の業務効率化と安全管理の質向上を実現している。
東急建設では労働災害の未然防止のため、2023年12月から厚生労働省や国土交通省のオープンデータから建設現場での災害事例を検索できる「K-SAFE®」に自社の災害事例やイラスト付き注意点を加えた「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)」を導入していた。
このシステムは現場の作業内容に応じた災害事例や対策例が自動でピックアップされるため、施工技術員による手作業での検索業務を効率化できるメリットがある。
一方、作業打合せ簿の作成には「Buildee調整会議」を導入しており、同じ作業内容を両システムに記載する必要があることから、入力の重複が課題となっていた。
この課題を解決するため、「Buildee調整会議」に入力された作業内容を「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)」に自動連携させる仕組みを開発した。

具体的には、「Buildee調整会議」で作業打合せ簿に入力された作業内容が「K-SAFE」に自動送信され、関連する災害事例が自動的に抽出される。
さらに抽出された災害事例は通知メールの形式で現場関係者に配信されるため、従来のように別システムを開いて検索する手間が省かれる。
この自動連携システムを「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)×Buildee調整会議」として、国内の土木工事を対象に展開を開始した。
連携により、施工技術員は「Buildee調整会議」での作業内容入力のみで、関連する災害事例と対策がメールで通知されるため、作業時間の大幅短縮につながる。
また、人手による検索では見落としがちな事例も漏れなく抽出されるため、安全管理の質の向上も期待できる。
これにより作業内容の入力と関連する災害事例の検索・共有が一元化され、施工技術員の業務効率化と安全管理の質向上を実現している。
作業打合せ簿入力と同時に関連災害事例が自動通知、情報検索手順の省略で安全対策を強化
東急建設では労働災害の未然防止のため、2023年12月から厚生労働省や国土交通省のオープンデータから建設現場での災害事例を検索できる「K-SAFE®」に自社の災害事例やイラスト付き注意点を加えた「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)」を導入していた。
このシステムは現場の作業内容に応じた災害事例や対策例が自動でピックアップされるため、施工技術員による手作業での検索業務を効率化できるメリットがある。
一方、作業打合せ簿の作成には「Buildee調整会議」を導入しており、同じ作業内容を両システムに記載する必要があることから、入力の重複が課題となっていた。
この課題を解決するため、「Buildee調整会議」に入力された作業内容を「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)」に自動連携させる仕組みを開発した。

具体的には、「Buildee調整会議」で作業打合せ簿に入力された作業内容が「K-SAFE」に自動送信され、関連する災害事例が自動的に抽出される。
さらに抽出された災害事例は通知メールの形式で現場関係者に配信されるため、従来のように別システムを開いて検索する手間が省かれる。
この自動連携システムを「K-SAFE(東急建設カスタマイズ版)×Buildee調整会議」として、国内の土木工事を対象に展開を開始した。
連携により、施工技術員は「Buildee調整会議」での作業内容入力のみで、関連する災害事例と対策がメールで通知されるため、作業時間の大幅短縮につながる。
また、人手による検索では見落としがちな事例も漏れなく抽出されるため、安全管理の質の向上も期待できる。
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