ツール紹介
デジコン編集部 2025.4.8

KENTEM。工事写真管理ツール「写管屋クラウド」をWEBアプリにリニューアル

CONTENTS
  1. 複数人同時編集とタブレット連携で写真管理の分業化を促進、自動振分機能で作業時間も削減
建設システム(KENTEM)は工事写真をクラウド上で管理・編集できるWEBアプリケーション「写管屋クラウド」をリニューアルし、4月28日にリリースすると発表した。

従来のデスクトップアプリからWEBブラウザ上で動作するクラウドサービスに進化させ、現場とバックオフィス間のリアルタイムな連携を実現する。

複数人同時編集とタブレット連携で写真管理の分業化を促進、自動振分機能で作業時間も削減


新しい「写管屋クラウド」の最大の特長は、WEBブラウザ上で動作するアプリケーションとなった点である。

これにより、クラウド上での複数人同時編集が可能となり、バックオフィスのスタッフが写真整理やアルバム作成を行う一方で、現場ではタブレットでその場で確認するといった分業化が実現する。

作業を分担することで、従来の写真管理業務にかかっていた時間を大幅に削減できる仕組みだ。

アルバム作成の効率化も図られており、各種設定を行うだけでアルバムを自動作成する機能を搭載している。

データベースに登録された写真をもとに、絞り込み条件・並び順を設定するだけで、アルバムを瞬時に作成できる。

作成したアルバムはPDF出力にも対応しており、必要に応じて紙媒体での提出も可能である。

さらに、工事写真撮影アプリ「SiteBox」との完全連動も特筆すべき機能だ。

「SiteBox」側で分類ツリーや写真情報を修正すると、その修正内容が「写管屋クラウド」側にも自動的に反映される。

「SiteBox」で撮影した工事写真をアップロードすると、クラウド内の分類ツリーに自動で振り分けられるため、写真整理作業が大幅に効率化される。

従来のデスクトップアプリケーション「写管屋」とのデータ連携も考慮されており、撮影年月日や任意マークなどの条件で絞り込んで、「写管屋」へ一括取り込みする機能も実装されている。

取り込み後は自動で分類ツリーに振り分けられるため、電子納品のための写真情報チェックをすぐに開始できる。

価格は初期登録料33,000円(税込)、利用料金は年額66,000円(税込、5ライセンス)となっている。

なお、利用にはクラウドストレージサービス「KSデータバンク」(年額11,000円、10GB)の導入が必須となる。




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デジコン編集部

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