同出力クラス最軽量の3000Wインバーター発電機JM3000Xiを発売。JESIMAIK社

JESIMAIKは3月25日、コンパクト設計と多彩な出力ポートを備えたインバーター発電機「JM3000Xi」をオンラインショップで発売した。

定格出力3000Wながら重量23kgという軽量性を実現し、防災用途からDIY、業務用途まで幅広いシーンでの活用を提案している。

23kgの軽量ボディに多様な出力ポートと静音設計を搭載

JM3000Xiの最大の特徴は、3000Wという高出力ながら実現した小型軽量設計である。

サイズは48.5×31.5×45cmとコンパクトで、重量はわずか23kgと同出力クラスでは最軽量を誇る。


このコンパクトさにより、一人でも容易に持ち運びが可能で、自宅や車内での保管スペースも最小限に抑えられる。

出力面では、複数の大型家電に同時給電できるAC100Vコンセント(20A×2、30A×1)を搭載している。

さらに、車載電子機器に直接給電できる12V/8.3AのDCシガーソケットも装備し、緊急時の自動車バッテリー充電用ケーブルも付属している。

小型電子機器向けには5V/1Aと5V/2.1AのUSBポートも備え、スマートフォンやタブレットの充電にも対応する。


静音性も大きな特長で、吸音材の最適配置や冷却ファン、マフラーの改良により、運転音をわずか59dBに抑えている。

また、脚部には防振ゴムを採用して振動を効果的に吸収し、住宅地や夜間の使用でも周囲への影響を最小限に抑える工夫がなされている。

省エネ面では、正弦波インバーター制御とエコスロットル機能を搭載し、負荷に応じてエンジン回転数を自動調整する。


これにより低負荷時には回転数を抑えることで、燃費向上と騒音低減の両立を実現している。

安全面では、過負荷時に自動的に発電を停止する交流保護装置や、過熱保護装置、オイル不足警告機能など、多重の保護機能を備えている。

用途としては、自然災害などの非常時における電源確保はもちろん、屋外でのDIY作業や農作業、移動販売など業務用途でも活躍するとしている。

特に近年増加している災害時の備えとして、家庭内での保管しやすさと多様な電気機器への対応力は、防災アイテムとしての価値を高めている。