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デジコン編集部 2025.2.20

ライカ ジオシステムズ、AIで建設現場の測量を自動化。独自パターンで傾き補正も実現

CONTENTS
  1. 6DoFテクノロジーで測量精度を向上
Hexagonグループのライカ ジオシステムズは、AI対応の建設用測量システム「Leica iCON trades」を発表した。同システムはiCS20/iCS50センサーと専用ソフトウェアで構成される。

6DoFテクノロジーで測量精度を向上


新システムの特徴は、独自開発したドット&ストライプパターンを施した測量ポール「Leica vPole」との組み合わせにある。

このパターンにより、ポールの高さを自動検出し、傾きを自動補正することが可能となった。

AIが次の測定ポイントを予測し、ターゲットロックとトラッキングを改善することで、作業効率を高める。

産業用測定で実績のある6DoF(シックスドフ)テクノロジーを建設分野に適用し、アクセスの難しい場所でもミスのない測量を実現する。

システムには高精細な現場記録を可能にするコンピュテーショナル・フォトグラフィ機能も搭載されている。

さらに、室内測定作業用の専用ソフトウェアも開発され、テンプレート作成からAI対応ワークフローまでを提供する。




参考・画像元:ライカ ジオシステムズ株式会社プレスリリースより
WRITTEN by

デジコン編集部

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