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大林組は、既存のホイールローダに後付け可能な自動運転装置を開発し、茨城県の大林神栖バイオマス発電所での実証実験で夜間無人運転に成功したと発表した。
自動運転装置は3D-LiDARや傾斜計などのセンサー群と制御盤、レバー制御装置で構成され、メーカーや機種を問わず後付けが可能である。
システムは各作業場所の位置を認識し、運搬物の形状から最適なすくい込み位置を自動判断する。
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実証実験では、バイオマス燃料のPKSを集積場所から燃料投入口まで運搬する作業を連続で実施し、発電所の安定稼働に必要な135トンを約2.5時間で処理した。
夜間でも安定した作業が可能な暗所対応センサーを搭載しており、24時間稼働への対応を実現している。
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作業設定は遠隔操作で可能で、熟練度に関係なく簡単に設定できる仕様となっている。
同社は建設現場の省人化を目指し、バックホウやタワークレーンの自動化も進めており、2023年にはダム建設での盛土作業の自動化にも成功している。
3Dセンサーで24時間稼働を実現
自動運転装置は3D-LiDARや傾斜計などのセンサー群と制御盤、レバー制御装置で構成され、メーカーや機種を問わず後付けが可能である。
システムは各作業場所の位置を認識し、運搬物の形状から最適なすくい込み位置を自動判断する。
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実証実験では、バイオマス燃料のPKSを集積場所から燃料投入口まで運搬する作業を連続で実施し、発電所の安定稼働に必要な135トンを約2.5時間で処理した。
夜間でも安定した作業が可能な暗所対応センサーを搭載しており、24時間稼働への対応を実現している。
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作業設定は遠隔操作で可能で、熟練度に関係なく簡単に設定できる仕様となっている。
同社は建設現場の省人化を目指し、バックホウやタワークレーンの自動化も進めており、2023年にはダム建設での盛土作業の自動化にも成功している。
参考・画像元:株式会社大林組プレスリリースより
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