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デジコン編集部 2021.6.10

SkyLink Japan、LiDAR搭載ドローンによる測量を、パッケージ化で提供開始

CONTENTS
  1. SkyLink JapanのUAVレーザー測量ソリューションの特長
ドローンの販売・産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japanは、国内でも有数のUAV(ドローン)測量や3D計測の実績を有する扶和ドローン株式会社(本社:大阪府)との業務提携によるLiDAR(Light Detection And Ranging:光検知・測距)を活用した計測・測量ソリューションを、精度や広さ、距離等、顧客のソリューション内容に応じた、パッケージ価格のプランで提供を開始した。

SkyLink Japanでは、平成30年に公表された、国土交通省による「UAV搭載型レーザースキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」に準拠したLiDAR技術を搭載したドローンによる、現場作業の大幅な効率化を推進してきた。

国土交通省が進めるi-Constructionに係る測量作業において適用することを前提にしており、マニュアルに準拠することで、建設業の生産性向上だけでなく、労働環境改善による人材確保への貢献につながる。

しかし、UAVレーザー測量においては、マニュアルに準拠しながら、高い精度を確保することが長年課題とされており、まだまだ社会実装がすすんでいないのが現状だ。

この度、業務提携を行う扶和ドローン社は測量業者登録制度に登録済みで、年間約150件を超える国内有数の測量実績を誇り、また全国に質の高いパイロットのネットワークを構築している。

SkyLink Japanは、扶和ドローン社と協業し様々な現場での提案実績に裏付けられたノウハウをもとに、パッケージ化された高い品質のUAVレーザー測量ソリューションを提供を開始。

今後は各現場の課題に沿り、情報の安全性に配慮した国産ドローンによるフライトや、VTOL型ドローンによる超広域測量ソリューションの実現など、お客様の要望に応じた提案をすすめるとともに、レーザー測量の更なる社会実装を推進していく。

SkyLink JapanのUAVレーザー測量ソリューションの特長


  1. 扶和ドローン社協業による独自のノウハウを活かした、高精度、かつ効率的な測量
  2. パッケージ価格とマルチドローン体制による多様なニーズへの対応
  3. ワンストップでのソリューション提供による、簡略な手続き



■ 選べる3つのパッケージコース

以下のコースより、ニーズに応じた最適なコースを選択できる。サービス価格は広さや距離に応じて、一律の料金を設定しているため、スムーズな導入が可能。

【標準コース】
50haまでの測量に対応したベーシックなコース。パイロットの派遣含めた飛行計画から、実際の現場での測量、得られたデータをもとにした2D/3Dデータ作成までワンストップで提供。

【精度管理・標準コース】
標準コースのプラン内容に加え、調整点VRS観測と、精度管理表作成による精度管理を提供。より正確な位置情報を希望するユーザーにおすすめ。

【広域コース】
50haを超える広域での測量に対応したコース。その他の基本的なプラン内容は、標準コースと変わらない。最大400haまでのプランを用意。

【オプション】
下記の図化作成もオプションも
・等高線図・横断面図・平面図









WRITTEN by

デジコン編集部

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