ニュース
デジコン編集部 2025.1.8

LTE通信で砂防堰堤を7km超遠隔点検。アジア航測とNTTがドローン実証実験

CONTENTS
  1. 山間部の災害時点検を自動化
アジア航測とNTT e Drone Technologyは、上空LTE通信を活用した長距離ドローンによる砂防堰堤点検の実証実験を3県で実施した。

山間部の災害時点検を自動化


ParrotのANAFi Aiドローンを使用し、高度50-100メートルからの自動航行による点検を実現した。

FlightPlan機能により山の斜面に沿った飛行経路を設定し、堰堤の上流、下流、周囲の状況を効率的に撮影できる。

上空LTEの活用で通信範囲の制限を克服し、従来は接近困難だった山間部の遠隔調査を可能にした。

小型ドローンの採用により可搬性を確保し、アクセスの悪い現場での運用性を向上させた。

今後は机上での飛行ルート設定精度の向上が課題となり、緊急時の迅速な展開を目指す。



参考・画像元:アジア航測株式会社プレスリリースより
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。