竹中工務店は、大阪・関西万博の会場内に設置する生分解性樹脂製の3Dプリント建築「森になる建築」の構造体を完成させた。
同建築は、酢酸セルロースを構造材として一体造形した世界最大の3Dプリント建築として、10月25日にギネス世界記録に認定された。
直径4.65m、高さ2.95mの建物を2棟設置し、万博会期中は来場者の休憩施設として利用される。
今後は伝統工芸職人による和紙と、種をすきこんだ「シーズペーパー」を外装材として貼り付ける。
福祉施設で製作された和紙も使用し、地域との連携も図る。
2020年の社内アイデアコンペで最優秀賞となった提案を具現化するため、千葉県の技術研究所で開発を進めてきた。
使い終わると廃棄物となる従来の仮設建築とは異なり、建物自体が種となり森に還る設計となっている。
同建築は、酢酸セルロースを構造材として一体造形した世界最大の3Dプリント建築として、10月25日にギネス世界記録に認定された。
直径4.65m、高さ2.95mの建物を2棟設置し、万博会期中は来場者の休憩施設として利用される。
和紙と植物の種を組み合わせた外装。使用後は森に還元
今後は伝統工芸職人による和紙と、種をすきこんだ「シーズペーパー」を外装材として貼り付ける。
福祉施設で製作された和紙も使用し、地域との連携も図る。
社内コンペから実現へ。技術研究所での実物大試験を経て実用化
2020年の社内アイデアコンペで最優秀賞となった提案を具現化するため、千葉県の技術研究所で開発を進めてきた。
使い終わると廃棄物となる従来の仮設建築とは異なり、建物自体が種となり森に還る設計となっている。
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