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デジコン編集部 2024.11.27

リコーとアンドパッドが建設DXで協業。360度カメラとプロジェクト管理を連携。20万社の施工管理プラットフォームで展開

CONTENTS
  1. 遠隔臨場プラットフォームに360度映像を統合。施工指示の精度向上へ
  2. ゼネコンからリフォームまで幅広く展開。販売連携も強化
  3. 属人的な体制からの脱却。業務フローを刷新
リコーとアンドパッドは、建設現場の生産性向上を目指し、360度カメラとクラウド型建設プロジェクト管理サービスの連携を開始した。




2013年に世界初のワンショット360度カメラを発売したリコーは、撮影からデータ活用までのワークフロー全体を効率化するRICOH360プラットフォーム事業を展開している。

一方、アンドパッドは現場の効率化から経営改善までを一元管理できるクラウドサービス「ANDPAD」を提供し、シェアNo.1の51万人以上のユーザーを抱える。

施工記録や検査記録、進捗共有に必要な大量の写真管理を、360度カメラの一括撮影とクラウド連携で効率化する。

遠隔臨場プラットフォームに360度映像を統合。施工指示の精度向上へ


ANDPADの遠隔臨場プラットフォームで360度画像の確認が可能となり、現場の網羅的な状況把握を実現する。


撮影された画像は現場案件に自動で紐付けられ、情報整理の手間を大幅に削減する。

遠隔での施工指示における精度向上と、作業効率の改善を図る。

ゼネコンからリフォームまで幅広く展開。販売連携も強化


両社の知見を活かし、大手ゼネコン、ハウジング、リフォーム、リノベーション領域での展開を加速する。

既存顧客への価値提供に加え、新規市場の開拓も共同で進める。

属人的な体制からの脱却。業務フローを刷新


建設業界で深刻化する人材不足や高齢化、長時間労働の課題に対し、360度画像データの活用で業務フローの改善を進める。

現場情報の可視化と共有を促進し、属人的な体制からの脱却を目指す。


参考・画像元:株式会社リコープレスリリースより
WRITTEN by

デジコン編集部

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