東京メトロと住友商事、ロンドン地下鉄の運営事業を受注。年間2.1億人が利用のElizabeth lineを2025年5月から最長9.5年間運営

東京メトロと住友商事は、英国の鉄道事業者Go-Aheadと共同で、ロンドン地下鉄Elizabeth lineの運営事業を受注した。

路線長117km、41駅を有する同路線は、2022年5月に全線開通した最新の地下鉄で、ヒースロー空港とロンドン中心部を結んでいる。

3社は共同出資会社GTS Rail Operations Limitedを設立し、Go-Aheadが65%、東京メトロと住友商事がそれぞれ17.5%を出資する。

東京メトロ初の海外鉄道運営。100年の運営ノウハウを活用

東京メトロにとって初の海外鉄道運営事業となり、住友商事も初の英国鉄道事業参入となる。

同路線は2030年には年間利用者が2.5億人を超える見込みで、ロンドンを代表する基幹路線として期待されている。

東京メトロの安全性・定時性のノウハウと、住友商事の海外事業経験を活かし、オペレーション改善や増便に取り組む方針である。