パナソニックグループ、電動工具の新アタッチメントを発売 作業効率化と環境配慮を実現

パナソニックグループのエレクトリックワークス社は、電動工具ブランド「EXENA（エグゼナ）」から油圧マルチ対応アタッチメント3種類を2024年12月より順次発売すると発表した。

新製品は「ケーブルラックカッター」「アングルパンチャー」「ケーブルラック・レースウェイパンチャー」の3種類で、これにより油圧マルチ対応アタッチメントのラインアップは計8種類に拡充される。

これらのアタッチメントは、従来手作業で行っていたケーブルラックの切断や穴あけ、アングルの穴あけ作業を電動化することで、作業時間の大幅な短縮を可能にする。

特筆すべき点は、火花レスでの作業が可能な点と、バリが出にくい設計となっていることだ。

作業現場の防火安全性向上と環境への配慮

新アタッチメントの特長として、火花レスでの作業が可能なことが挙げられる。

これにより、現場の防火安全性が向上し、より安全な作業環境を提供することができる。

また、バリが出にくい設計により、切り粉の発生を抑え、廃棄物の削減にも貢献する。

この環境に配慮した設計は、建設現場における環境負荷の低減にもつながる重要な特徴である。

労働力不足への対応と生産性向上

建設業界では労働人口の減少や高齢化が進み、人手不足が深刻な問題となっている。

パナソニックの新製品は、こうした業界のニーズに応える形で開発された。

作業の効率化と生産性の向上を実現することで、限られた人材でも効果的に作業を進められるようサポートする。

新製品の発売日と価格は以下の通りである。

• ケーブルラックカッター（EZ9XCC1）：2024年12月発売、547,800円（税込）
• アングルパンチャー（EZ9XAP1）：2025年1月発売、371,800円（税込）
• ケーブルラック・レースウェイパンチャー（EZ9XCRP1）：2025年2月発売、327,800円（税込）

パナソニックは今後も、電動工具や建築業界の多様なニーズに対応し、快適な作業環境の実現に貢献していくとしている。