国交省、優秀な建設技能者を表彰 建設マスターと建設ジュニアマスターを選出

国土交通省は、建設業界で卓越した技術と技能を持ち、後進の育成に貢献した技能者を表彰する「優秀施工者国土交通大臣顕彰」（建設マスター）と「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰」（建設ジュニアマスター）の被顕彰者を発表した。

今年度は、建設マスターとして452名が選ばれ、国土交通大臣から顕彰される。

一方、建設ジュニアマスターには121名が選出され、不動産・建設経済局長から顕彰を受ける。


建設マスター制度は、建設産業の第一線で働く技能者の誇りと意欲を高め、社会的評価や地位の向上を図ることを目的に、平成4年度から毎年実施されている。

建設ジュニアマスター制度は、より若い世代の技能者を対象に、平成27年度から始まった。

この制度は、建設マスターに至るまでの技能向上へのインセンティブを与えることを目的としている。

顕彰式典は、令和6年10月18日に東京都千代田区の有楽町よみうりホールで開催される予定だ。

国土交通大臣と不動産・建設経済局長が直接、被顕彰者に顕彰を授与する。