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デジコン編集部 2024.9.6

PENTAX、UAVと地上型3Dレーザスキャナによる計測・点群データ処理サービスを開始

CONTENTS
  1. 「UL-3」UAV・レーザ測量システム
  2. 「Z+F IMAGER(R)5016」地上型3Dレーザスキャナ
PENTAX計測機器の製造・販売を行うTIアサヒは、2024年9月から「PENTAX」ブランドで、UAV・レーザ測量システムや地上型3Dレーザスキャナを活用した計測および点群データ生成サービスを提供開始した。

このサービスは、測量、土木、建設業界のニーズに応え、高密度かつ高精度な3次元データを迅速に取得できる点が特徴である。

今回提供のサービスでは、UAV(無人航空機)による広範囲の3次元計測と、地上型3Dレーザスキャナによる高密度な点群データを取得する。

UAVは上空から広範囲を計測し、地上型スキャナは短時間で詳細なデータを集める。

このデータは、建設現場の生産性向上に寄与するほか、点群データを元にした3Dモデルの生成や施工管理などに活用可能である。

「UL-3」UAV・レーザ測量システム


UAVを使用して、50mの高度から広範囲をカバーする3次元データを収集する。取得点群精度は±1cm、1回の飛行で640,000点/秒のデータ取得が可能である。

(「UL-3」により取得した鮮明なカラー点群)(「UL-3」により取得した点群。高さによって色分けされる)

「Z+F IMAGER(R)5016」地上型3Dレーザスキャナ


測距範囲は最大365mで、1秒間に1,100,000点のデータ取得が可能。バッテリ駆動で5時間稼働でき、高密度な3次元データを素早く取得できる。

(「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した古民家の点群)





参考・画像元:TIアサヒプレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

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