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デジコン編集部 2021.4.16

AIで建機の死角を未然に検知!重機取付型セーフティカメラシステム×クラウド録画サービス『ドボレコJK』発売

クラウド録画サービスシェアNo.1(※)のセーフィー株式会社とデジタルイメージングデバイス開発・製造の株式会社ザクティ、建機をはじめとする総合レンタル業の西尾レントオール株式会社は、重機取付型セーフティカメラシステム「【ドボレコJK】SX-DB200」の提供開始を発表した。

「ドボレコJK」はセーフィーとザクティが連携して開発。西尾レントオールが窓口となり、建設土木現場に向けてレンタル展開していく。

これまで重機の安全支援のため個別搭載されていた各種機能(監視カメラ・ドラレコ・セーフティアラート)を3in1で実現し、エッジ側でAI画像処理を行う重機取付型のカメラシステム。リアルタイムの映像ストリーミングおよびクラウド録画機能で、遠隔モニタリングや映像の振り返りにも対応している。




「2台の後方設置カメラで重機後方と側面を広範囲に撮影し死角をカバー」、「死角に入る人物を検知し危険な状況を操縦者に警告」「常時記録、人物検知時の映像記録、通信切断時のローカルバックアップ記録など豊富な撮影モード・現場の状況を遠隔からリアルタイムモニタリング」。この3点が大きな特長となる。




昨年10月にセーフィーとザクティは、建設土木現場における課題である安全性や生産性の向上に寄与できる、重機取付型セーフティカメラシステム「【ドボレコJK】SX-DB200」を連携して開発することを発表した。その後、実際の建設現場での実証実験を経て、今回、西尾レントオールよりレンタルで提供することに。

今後は、人物検知時のトリガーデータの蓄積はじめ、様々な映像データをAIや解析技術と連携し、危険の予測や未然防止など、業界全体に貢献するアプリケーションの開発・提供に努めていくという。




※:テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より映像から未来をつくる

参考:プレスリリースより



WRITTEN by

デジコン編集部

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