安藤ハザマ / Arch / MAMORIO共同で、レンタル機器位置情報検出システムの実証試験を開始

安藤ハザマ、Arch、MAMORIOは、建設現場でのレンタル機器の位置情報を効率的に管理する新システムの実証試験を開始した。

本システムは、Archの「Archレンタルプラットフォーム」とMAMORIOの「MAMORIO Biz Plus for 現場」を連携させたもので、建設現場で使用される資機材の位置情報をリアルタイムで把握することが可能となる。

この新しいソリューションにより、資機材を探す時間の削減、紛失ゼロ、重複注文の防止が期待されている。

建設現場では、多くの資機材がレンタル品として利用されており、その数は一つの現場で数千点を超えることも珍しくない。

これまでは紙の帳票や経験に基づく管理が主流で、非効率な状態が続いていた。

この状況が生産性の低下やコストの増加を招いていたことから、デジタル化による解決が求められていた。

新システムでは、資機材の在庫情報とMAMORIOの位置情報検出端末を連動させ、現場内での資機材管理をデジタル化する。

これにより、データ登録時の手間やヒューマンエラーを最小限に抑えることが可能となる。また、安藤ハザマの実証フィールドを活用し、実用化に向けた検証も進められている。資機材の位置情報を正確に管理することで、業務効率の向上が期待される。