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デジコン編集部 2024.8.12

大成建設、施工管理の効率化へ。情報収集WEBカメラシステム開発! 数百台規模のカメラを運用し現場の全状況を把握

CONTENTS
  1. BuildEYEの特長
大成建設はソラコムと共同で、建設現場における施工管理の効率化を目的としたWEBカメラシステム「BuildEYE」を開発した。

本システムは、数十台から数百台の高性能Wi-Fiカメラを建設現場に設置し、遠隔から進捗や安全、品質の管理を行うことが可能だ。


これにより、従来の目視や報告に頼っていた施工管理が、飛躍的に効率化されることが期待される。

近年、建設業界では「働き方改革関連法」の施行により、デジタル技術を活用した業務効率化が急務となっている。

工程管理に加え、安全や品質、コストなどの総括的な管理が求められる中、情報収集や共有は依然としてアナログ的な手法に頼ることが多く、担当者の負担が大きい。この課題を解決するために、「BuildEYE」は開発された。

BuildEYEの特長


「BuildEYE」は、ソラコムの「ソラカメ」と大成建設の「T-BasisX」を連携させることで、多数のカメラをリーズナブルに導入し、映像情報を活用した施工管理を効率化するシステムである。

独自開発のユーザーインターフェース(UI)により、遠隔からのカメラ制御や映像管理が容易となり、建設現場全体を見渡すことができる。また、長期間の録画保存や動的検知機能など、多様な機能を搭載しており、現場状況の変化にも柔軟に対応できる。

大成建設とソラコムは、本システムの機能改善や拡張を進め、建設現場での普及を図るとともに、AIや各種センサーとの連携による応用展開を目指す。


参考・画像元:大成建設プレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

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