コラム・特集
デジコン編集部 2024.7.23

知ってる?「建設」と「建築」の違いを解説!

CONTENTS
  1. 建設とは?
    1. 建設の具体例
  2. 「建築」とは?
    1. 建築の具体例
  3. 建設と建築の工程(プロセス)の違い
  4. 建設と建築の役割の違い
  5. 建設でも建築でも大活躍!誰でも簡単にひとり測量ができるアプリ「OPTiM Geo Scan」とは!?
  6.  
「建設」と「建築」という言葉は日常的に使われるが、具体的に何が違うのかを知っている人は意外と少ないのではないだろうか。

これらは同じ意味を持つと誤解されがちだが、それぞれに異なる役割や意味がある。

本記事では、「建設」と「建築」の違いについて詳しく解説し、その違いが業界やプロジェクトにどのように影響を与えるのかを説明していく。

建設とは?


建設は、一般的に「インフラストラクチャの構築」を指す。

道路、橋、ダム、トンネル、発電所などの公共インフラがこれに含まれる。


建設プロジェクトは通常、大規模であり、多くの専門職(専門技術)や資材が必要とされる。ちなみに建築では設計者を「建築家」と称するが、建設の場合、設計は「建設コンサルタント」が担う。

さらに、これらのプロジェクトは公共の安全や環境への影響を考慮しなければならない。建設業は、都市計画や交通網の発展において重要な役割を果たしている。

建設の具体例


建設プロジェクトには、以下のような例が含まれる。


  • 道路と橋(橋梁): 都市間の交通をスムーズにするための重要なインフラ。
  • ダムや発電所::水資源の管理や電力供給に必要な施設。
  • トンネル:地形の障害を克服するための地下通路。


「建築」とは?


一方、建築は主に「建物のデザインと構築」を指す。

住宅、オフィスビル、商業施設、病院などの建物がこれに含まれる。
建築プロジェクトは、美観、機能性、持続可能性を考慮して設計されることが多い。

建築家は、クライアントの要求や予算に基づいてデザインを作成し、建物の機能やデザインを最適化する。また、建築は歴史的、文化的な価値も持つことが多い。

建築の具体例


建築プロジェクトには、以下の例が含まれる。

  • 住宅:居住空間を提供するための建物
  • オフィスビル: 仕事場として使用される商業建築物
  • 商業施設:ショッピングやエンターテインメントのための空間


建設と建築の工程(プロセス)の違い


建設と建築のプロセスには多くの違いがある。

建設プロジェクトは通常、政府や公共機関によって管理され、大規模な資金が投入される。プロジェクトマネジメント、法規制の遵守、環境影響評価が重要な要素となる。

一方、建築プロジェクトは、より個別的であり、クライアントのニーズやデザインの美しさに重点が置かれる傾向がある。


設計から施工段階までのプロセスは、建築家、エンジニア、デザイナー、施工業者など、多くの専門職が協力して進められる。

建設と建築の役割の違い


建設と建築は、それぞれ異なる役割を果たしている。

「建設」は都市のインフラや公共施設を構築し、社会インフラを支える。


一方「建築」は、人々の生活空間や仕事空間をデザインし、快適で機能的な環境を提供する。

また、建設は主に耐久性や機能性を重視するのに対し、建築は美学やデザインの重要性が高い。これにより、両者は互いに補完し合い、社会全体の発展に寄与している。

建設でも建築でも大活躍!誰でも簡単にひとり測量ができるアプリ「OPTiM Geo Scan」とは!?

道路や橋梁でも、ビルや商業施設でも構造物の設計段階や施工の日々の進捗管理に欠かせないのが測量業務だ。

「測量」と聞くと二人一組で三脚を立てて作業をしているイメージがあるかもしれないが、実は今の時代、測量アプリを使って「ひとり測量」が当たり前になりつつあるのだ。


その測量アプリというのが「OPTiM Geo Scan」。

iPhoneと別売のGNSSレシーバーがあれば、測量の専門知識がなくても高精度な測量データが取得可能。国土交通省の出来高管理要領にも準拠しているため、精度の高さは申し分ない。


初心者でも簡単にゲーム感覚で測量ができ、現場での境界の位置出しや、現地調査の座標取得などを、一人で行うことが可能だ。

さらに、どんな天候や時間でも測量できるというメリットも大きい。

汎用性の高いCSV形式で測量データを出力でき、既存のCADソフトに読み込めば、平面図の作成や横断図の作成なども行える便利な機能も付いている。


国交省も認める高精度な“ひとり測量”アプリ。

興味がある方は、まずはウェブセミナーや集団体験会に参加してみると良いだろう。

 



WRITTEN by

デジコン編集部

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