行政・政策
デジコン編集部 2024.3.29

国交省、独Wingcopterの無人航空機の第一種型式認証の申請を受理。外国製の無人航空機では日本初

国交省は今回、Wingcopter(本社:ドイツ)の無人航空機(Wingcopter 式 198 型)について、Wingcopter社より航空法に基づく第一種型式認証の申請がありこれを受理したと発表した。

外国製の無人航空機としての型式認証申請の受理は日本初となる。

型式認証とは、無人航空機の機体の設計及び製造過程が安全性及び均一性に関する基準に適合することについて検査を行う制度のこと。

令和4年12月5日の改正航空法の施行により、無人航空機の型式認証制度が開始されている。

第一種型式認証とは、レベル4飛行(第三者上空の飛行経路に立入管理措置を講ずることなく行う特定飛行(人口集中地区上空、夜間、目視外等での飛行))を目的とした型式に対して行うもので、第二種型式認証は、立入管理措置を講じた上で行う特定飛行を目的とした型式に対して行うものになっている。

【機体概要】
  • Wingcopter 198
  • 機体諸元 機体寸法 :167cm(全長)×198cm(全幅) 66cm(全高)
  • 最大離陸重量: 24.9kg
  • 最大積載重量: 4.5kg
  • 巡航飛行速度: 90km/h
  • 最大航続距離: 110km


参考・画像元:国土交通省プレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。