KDDIスマートドローン、KDDI総合研究所、プロドローンは、東京湾・中防大橋において、新たに共同開発した水空合体ドローン新型機によるモバイル通信を用いた遠隔での橋脚水中点検に成功したことを発表した。
水空合体ドローンは、空中ドローンと水中ドローンが合体したもので、2021年5月に3社が開発。
モバイル通信による遠隔操作で飛行し、水中ドローン部分が水に潜り調査・点検等を実施する。
音響測位装置により、衛星利用測位システム(GPS)が使えない水中でもドローンの位置情報を取得できる。
新型機の水中ドローンはプロドローンが開発し、水中維持機能などのカスタマイズ開発が可能になった。
また、音響測位装置を改良し、揺れや流れのある実海域でも安定して水中での位置を把握しながら点検ができる。タブレットで空中・水上・水中カメラの映像・情報を確認できるようになり、少人数で効率的に点検が行える。
橋脚は全国に約73万橋あり、2030年にはその55%が築50年以上となる。点検の効率化が課題となっているが、橋脚水中部の点検は船やダイバーが必要となるため点検実施率が低く、より安全で効率的な点検手法が求められている。
未来のサステナブルな都市を実現する東京都「東京ベイeSGプロジェクト」の採択事業として行った今回の実証では、船を出さずに陸から遠隔で橋脚水中部分の点検を水空合体ドローンによって実施できることを確認した。
2024年度は、同プロジェクトにおいて社会実装に向けた実用化実証を行うとしている。
水空合体ドローンは、空中ドローンと水中ドローンが合体したもので、2021年5月に3社が開発。
モバイル通信による遠隔操作で飛行し、水中ドローン部分が水に潜り調査・点検等を実施する。
音響測位装置により、衛星利用測位システム(GPS)が使えない水中でもドローンの位置情報を取得できる。
新型機の水中ドローンはプロドローンが開発し、水中維持機能などのカスタマイズ開発が可能になった。
また、音響測位装置を改良し、揺れや流れのある実海域でも安定して水中での位置を把握しながら点検ができる。タブレットで空中・水上・水中カメラの映像・情報を確認できるようになり、少人数で効率的に点検が行える。
橋脚は全国に約73万橋あり、2030年にはその55%が築50年以上となる。点検の効率化が課題となっているが、橋脚水中部の点検は船やダイバーが必要となるため点検実施率が低く、より安全で効率的な点検手法が求められている。
未来のサステナブルな都市を実現する東京都「東京ベイeSGプロジェクト」の採択事業として行った今回の実証では、船を出さずに陸から遠隔で橋脚水中部分の点検を水空合体ドローンによって実施できることを確認した。
2024年度は、同プロジェクトにおいて社会実装に向けた実用化実証を行うとしている。
WRITTEN by