ニュース
デジコン編集部 2024.3.14

ブルーイノベーション、ドローンによる橋梁点検を輪島市内で実施。令和6年能登半島地震、ライフライン早期復旧に向け各種データを取得

2024年3月8日、ブルーイノベーションは、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の指揮のもと、石川県輪島市からの要請を受け、球体ドローン「ELIOS 3」による輪島市内の橋梁点検、山間部での橋梁点検を実施したことを発表した。

地震による地盤隆起で生じた道路や橋梁の段差や亀裂など、目視確認が難しい箇所をドローンで撮影・確認することで、点検員の安全を確保しながら、橋梁使用の危険性確認、復旧・修繕計画立案に必要なデータを早期に収集する。


実施日は2024年1月31日、場所は石川県輪島市街地の橋梁5カ所で行われた。

輪島市街地の5カ所の橋梁において、球体ドローンELIOS 3を使用して橋梁細部の状況を撮影。

高精度な点群データを活用することで、災害復旧のための修繕計画において、3Dモデルによる修繕コストの早期算出や、構造の安全性の向上が可能になる。


2回目は2024年2月20日、場所は石川県輪島市門前町上和田橋で行われた。

橋の安全性を確認するため、球体ドローンELIOS 3を使用して、目視では確認できない箇所を撮影し、橋梁の桁下や橋脚部分にひび割れがないかなどを確認した。


ELIOS 3は、桁下や箱桁など、GPSの効かない環境でも安定した飛行が可能。

球体ガードと衝突耐性を備え、狭い場所に入り込むことができる。上下180°チルト可能なカメラによる床版の天面等の撮影や、LEDライトによる暗所での撮影が可能。LiDARによるリアルタイム3Dマッピングと専用のソフトウェアにより、不具合箇所の位置を特定する。





参考・画像元:ブルーイノベーションプレスリリースはこちら
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。