中国地方の北東部に位置し、山陰海岸ジオパークを含む海岸部と、中国地方の最高峰である大山をはじめ中国山地に連なる山間部からなる鳥取県。
海と山が近接した特徴的な地形に加え、県東部には国内最大級の砂丘地形として知られる鳥取砂丘が広がっており、海岸環境の保全や飛砂対策、観光資源としての活用など、自然と共生する地域づくりが進められてきた。
また、県内には千代川や天神川、日野川をはじめとする河川が流れ、治水対策や水資源の活用が地域の暮らしや産業を支えているほか、日本海側気候の影響を受ける地域では冬季の降雪対策も欠かせず、山間部を中心に道路の維持管理や防災対策が進められてきた。
鳥取県県土整備部では、他県や県内他産業よりも厳しい傾向にある建設産業の人口減少に歯止めをかけるべく、2024年にはとっとり建設DXマスタープランを策定し、ICTなどの先進技術導入による業務改善、人材の確保・育成などに取り組んでいるところだ。
本記事では、そんな鳥取県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
本社を米子市に置く美保テクノス株式会社は、1958年に進駐軍払い下げの建設機械を扱う組織として創業した。
土木・建築工事の施工をはじめ、建設機械のリース、砂利や砕石の採取と販売、宅地造成・分譲に関する企画から調査、測量、設計など幅広い事業を展開する山陰地方を代表する総合建設会社のひとつだ。
「夢、まち、人づくり」をスローガンに、人材育成と地域貢献の両立を目指している。
(画像元:美保テクノスWEBサイトより引用)
DXの取り組みではBIM戦略部を設けており、「誰もが実践可能なBIM」を構想して米子市発祥の「地方型BIM」を日本各地へと拡大していくことを目指している。
国際規格ISO19650を取得しており、スペシャリスト集団として、統合モデルによるフロントローディング、BooT.oneを利用したBIM建築設計の効率化などを進めている。
やまこう建設株式会社は、1921年に山本組を創業したのを起源として、創業から100年を超える歴史を持つ鳥取市拠点の総合建設業者だ。
社会基盤の整備や資産形成、その長期的な維持管理を使命に、建築部門と土木部門を中心に公共・民間双方の工事を手がけている。

DXの分野では、国土交通省中国地方整備局による「令和7年度中国インフラDX表彰」を受賞するなど、ICT施工の推進にも力を入れている。
「誠実勤勉~地球と人に優しい環境づくり~」をモットーに、男女共同参画やSDGsへの取り組みでも認定を受けている地域密着企業だ。
地域で建設の相談ごとがあれば真っ先に思い浮かぶ「ファースト・コール・カンパニー」を目指し、創業家4代目の社長のもとで挑戦を続ける株式会社井木組は、1912年創業の老舗建設会社だ。
鳥取県東伯郡を拠点に、110年以上にわたって鳥取県東部・中部のインフラ整備に携わってきた。
道路や港湾、河川、橋梁といった社会基盤を担う土木部門と、学校やマンション、事務所などを手がける建築部門を中心に、住宅部門・リフォーム部門も展開し、官民問わず幅広いニーズに対応する4部門体制を敷いている。

特に土木部門では、BIM/CIMを使った3Dモデルの作成、ドローン空撮といった最新技術の導入に積極的に取り組んでいる。
国土交通省から工事成績優秀の表彰を受けるなど高い技術力を強みとしている企業だ。
株式会社桜宮は、鳥取市の総合建設会社で、県東部を中心として土木工事、港湾工事、舗装工事を手がけている。
具体的には道路の維持管理や河川改修といった土木施工管理、港湾・漁港施設の改修や海岸施設の修繕、民間施設駐車場のアスファルト舗装などを幅広く担う。
公共下水道施設の維持管理に関わる浄化槽保守点検事業も行っており、海と陸の両面から地域インフラを支えている点が特徴だ。
公共事業を主軸としながら長年培ってきた技術を活かし、持続可能で安全な社会基盤の提供を通じて、より安心・安全な地域社会の実現を目指している。
鳥取市を拠点とする懸樋工務店株式会社は、代々大工の棟梁として寺社仏閣や住宅を手がけてきた懸樋家が、1952年の鳥取大火を機に、1954年に工務店として創業した。
現在は建築を主体に、公共・民間の事務所や工場、福祉施設、個人住宅の新築・リフォーム、古民家再生まで幅広く対応し、土木工事も手がけている。

年間でリノベーションも含め300件以上の施工実績を上げる一方、ゴルフ練習場「グリーンゴルフ21」やパーソナルジム「PT Body Lab.」を自社運営するなど、事業の幅広さが特徴だ。
藤江組は米子市を拠点として、とび・土工工事業と舗装工事業を主軸とする建設会社だ。
島根県安来市にも拠点を構えており、山陰両県をエリアに事業を展開している。
アスファルト舗装やコンクリート舗装、路盤築造、ブロック舗装など道路の基盤づくりに関する施工技術を強みとし、地域の道路インフラの維持・整備を支えてきた。
国土交通大臣許可を取得した建設業者として、公共・民間を問わず確かな品質の施工を提供している。
大和建設株式会社は、本社を鳥取県鳥取市に置き、75年以上にわたり鳥取の街づくりを担ってきた総合建設会社だ。
1952年の鳥取大火後には駅前商店街の復旧工事にも携わり、地域とともに歩んできた歴史を持つ。
建築工事を中心に事業を展開してきたが、その後、土木部門を新設し、公共工事をはじめとする道路改良や橋梁の耐震補強など数多くの実績を積み重ねてきた。

DXの取り組みとしては、BIM・CIMといった新たな技術の導入にも積極的に取り組んでおり、将来へ向けた技術力の向上を図っている。
代表的な施工実績として、鳥取市役所新本庁舎、鳥取西道路内海中外改良工事、鳥取県立中央病院などがある。
米子市を拠点とするミテックは、1988年に美保テクノスを中心とする美保グループの子会社として、土木・のり面に特化した有限会社美建工業を前身とする企業だ。
その後、舗装事業を手がけていた株式会社環テックと、水道・空調設備の設計施工を行っていた宏和水道工業株式会社を吸収合併し、3社の技術を結集した現在の体制となった。

総合建設業として、道路の舗装や下水道の整備といった土木工事から、住宅の水回りや空調設備の施工まで幅広く手がけており、地域の生活インフラを支えている。
株式会社興洋工務店は、鳥取市を中心に事業を展開する総合建設会社だ。国や県、市などの自治体が発注する公共工事を数多く手がけており、土木工事・建築工事の施工管理を主力事業とするほか、個人住宅も受注している。

地域密着の企業としてCSR活動に力を注いでおり、区画整理事業保留地の除草ボランティア、BCPに基づいた地震発生時の災害本部立ち上げ訓練、高校生のインターンシップ受け入れ、年2回の献血協力、ごみ削減の取り組みなどがある。
株式会社平井組は、鳥取県西伯郡に本社を、米子市と境港市に営業所を置いている。米子市で創業して依頼、80年以上にわたって山陰地域の建設を担ってきた総合建設会社だ。
土木工事、建築工事、とび・土工工事、舗装工事、港湾工事、浚渫工事、管工事、水道工事、解体工事など幅広い業種の許可を取得しており、地域基盤の整備に対応している。
(画像元:平井組WEBサイトより引用)
気象や海象、地震、漁業など自然条件への配慮を重視した港湾事業に高い技術力を持つ。ISO9001の認証を取得し、品質管理体制を整えた上で、お客様から指名される建設業者を目指している企業だ。
米子市の有限会社柳田建設は、重機運送、ダンプでの運搬、土木建設工事を3本柱として事業に取り組んでいる。
土木工事業では、道路の新規敷設や延長、橋梁の架設、河川の形成、下水道の整備、住宅造成といった地域のインフラ整備を担っている。
あわせて土砂や砂利、アスファルトなどの建設資材の運搬を行う運送事業も展開し、施工と運搬を一体的に担えることが強みとなっている。

顧客の重機・建設機器を現場まで運搬する重機運送では、キャプオーバーを6000〜16000kgまで7代保有している。また、ダンプトラックも10t6台、4t2台、2t1台を保有している。
米子市を拠点とする株式会社大協組は、県内屈指の砕石業者として基盤を固めた後、土木工事に本格参入し、1978年からは建築事業にも進出した経緯を持つ。
現在では、公共工事や大型民間工事、一般住宅の設計・施工に加え、雑草の生えにくい工法などを開発する環境事業部なども設けている。
焼却灰を原料とした多機能盛土材「エコソイルR」の製造方法は特許を取得しており、鳥取県認定グリーン商品にも選ばれた独自技術だ。
(画像元:大協組WEBサイトより引用)
2022年にはホールディングス制へ移行し、リサイクル関連事業や日帰り温泉「オーシャン」の運営など、グループ全体で幅広い事業を手がけている。
鳥取県八頭郡の千代建設株式会社は、土木一式工事、建築一式工事をはじめ、とび・土工、コンクリート、石工事、管工事、鋼構造物工事、舗装工事、しゆんせつ工事、塗装、防水、内装仕上工事、造園工事、水道施設工事、解体工事まで手がける総合建設会社だ。
智頭町は山間部に位置し、地すべりや土砂災害のリスクと向き合う地域のため、河川工事や砂防工事、道路の改良・維持修繕といった防災・減災に直結する工事への対応力が強みとなっている。
有限会社呉島組は、本社を鳥取県倉吉市に置き、東京都中央区には東京支社を構えている。土木・建設、解体、建築、採石の4部門を通じて多岐にわたる事業を展開している。
土木・建設事業では道路改良や舗装、各種造成、上下水道工事、太陽光発電設備工事などを手がけている。
(画像元:呉島組WEBサイトより引用)
解体事業では木造から鉄筋コンクリート造まで対応し、発生した廃棄物はグループ内のリサイクル施設で100%リサイクルすることを目指している。
また、採石部門では、鳥取県内で良質な真砂土を採取・販売するなど、独自の事業領域を持つ点が特徴だ。現場ではTBM(ツールボックスミーティング)や指差呼称を徹底し、安全で快適な職場環境づくりにも力を入れている。
鳥取市に本社を置くYAHATA株式会社は、八幡建設を前身として1960年に設立された総合建設業者だ。土木・湾岸部門、建築部門、不動産部門などを展開している。
湾岸工事の実績が数多く、近年では、網代漁港機能保全外工事、鳥取港第二防波堤改良工事などを手がけた。鳥取港第2防波堤延伸工事では、鳥取県より令和七年度優良建設工事表彰を受けている。

一般住宅から商業施設、公共施設まで幅広く請け負う建築部門では、県営住宅や鳥取市内の小学校校舎改修工事、石見消防署改築工事などの実績を持つ。
海と山が近接した特徴的な地形に加え、県東部には国内最大級の砂丘地形として知られる鳥取砂丘が広がっており、海岸環境の保全や飛砂対策、観光資源としての活用など、自然と共生する地域づくりが進められてきた。
また、県内には千代川や天神川、日野川をはじめとする河川が流れ、治水対策や水資源の活用が地域の暮らしや産業を支えているほか、日本海側気候の影響を受ける地域では冬季の降雪対策も欠かせず、山間部を中心に道路の維持管理や防災対策が進められてきた。
鳥取県県土整備部では、他県や県内他産業よりも厳しい傾向にある建設産業の人口減少に歯止めをかけるべく、2024年にはとっとり建設DXマスタープランを策定し、ICTなどの先進技術導入による業務改善、人材の確保・育成などに取り組んでいるところだ。
本記事では、そんな鳥取県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
1. 美保テクノス
本社を米子市に置く美保テクノス株式会社は、1958年に進駐軍払い下げの建設機械を扱う組織として創業した。
土木・建築工事の施工をはじめ、建設機械のリース、砂利や砕石の採取と販売、宅地造成・分譲に関する企画から調査、測量、設計など幅広い事業を展開する山陰地方を代表する総合建設会社のひとつだ。
「夢、まち、人づくり」をスローガンに、人材育成と地域貢献の両立を目指している。
(画像元:美保テクノスWEBサイトより引用)DXの取り組みではBIM戦略部を設けており、「誰もが実践可能なBIM」を構想して米子市発祥の「地方型BIM」を日本各地へと拡大していくことを目指している。
国際規格ISO19650を取得しており、スペシャリスト集団として、統合モデルによるフロントローディング、BooT.oneを利用したBIM建築設計の効率化などを進めている。
2. やまこう建設
やまこう建設株式会社は、1921年に山本組を創業したのを起源として、創業から100年を超える歴史を持つ鳥取市拠点の総合建設業者だ。
社会基盤の整備や資産形成、その長期的な維持管理を使命に、建築部門と土木部門を中心に公共・民間双方の工事を手がけている。

(画像元:やまこう建設WEBサイトより引用)
DXの分野では、国土交通省中国地方整備局による「令和7年度中国インフラDX表彰」を受賞するなど、ICT施工の推進にも力を入れている。
「誠実勤勉~地球と人に優しい環境づくり~」をモットーに、男女共同参画やSDGsへの取り組みでも認定を受けている地域密着企業だ。
3. 井木組
地域で建設の相談ごとがあれば真っ先に思い浮かぶ「ファースト・コール・カンパニー」を目指し、創業家4代目の社長のもとで挑戦を続ける株式会社井木組は、1912年創業の老舗建設会社だ。
鳥取県東伯郡を拠点に、110年以上にわたって鳥取県東部・中部のインフラ整備に携わってきた。
道路や港湾、河川、橋梁といった社会基盤を担う土木部門と、学校やマンション、事務所などを手がける建築部門を中心に、住宅部門・リフォーム部門も展開し、官民問わず幅広いニーズに対応する4部門体制を敷いている。

(画像元:井木組WEBサイトより引用)
特に土木部門では、BIM/CIMを使った3Dモデルの作成、ドローン空撮といった最新技術の導入に積極的に取り組んでいる。
国土交通省から工事成績優秀の表彰を受けるなど高い技術力を強みとしている企業だ。
4. 桜宮
株式会社桜宮は、鳥取市の総合建設会社で、県東部を中心として土木工事、港湾工事、舗装工事を手がけている。
具体的には道路の維持管理や河川改修といった土木施工管理、港湾・漁港施設の改修や海岸施設の修繕、民間施設駐車場のアスファルト舗装などを幅広く担う。
公共下水道施設の維持管理に関わる浄化槽保守点検事業も行っており、海と陸の両面から地域インフラを支えている点が特徴だ。
公共事業を主軸としながら長年培ってきた技術を活かし、持続可能で安全な社会基盤の提供を通じて、より安心・安全な地域社会の実現を目指している。
5. 懸樋工務店
鳥取市を拠点とする懸樋工務店株式会社は、代々大工の棟梁として寺社仏閣や住宅を手がけてきた懸樋家が、1952年の鳥取大火を機に、1954年に工務店として創業した。
現在は建築を主体に、公共・民間の事務所や工場、福祉施設、個人住宅の新築・リフォーム、古民家再生まで幅広く対応し、土木工事も手がけている。

(画像元:懸樋工務店WEBサイトより引用)
年間でリノベーションも含め300件以上の施工実績を上げる一方、ゴルフ練習場「グリーンゴルフ21」やパーソナルジム「PT Body Lab.」を自社運営するなど、事業の幅広さが特徴だ。
6. 藤江組
藤江組は米子市を拠点として、とび・土工工事業と舗装工事業を主軸とする建設会社だ。
島根県安来市にも拠点を構えており、山陰両県をエリアに事業を展開している。
アスファルト舗装やコンクリート舗装、路盤築造、ブロック舗装など道路の基盤づくりに関する施工技術を強みとし、地域の道路インフラの維持・整備を支えてきた。
国土交通大臣許可を取得した建設業者として、公共・民間を問わず確かな品質の施工を提供している。
7. 大和建設
大和建設株式会社は、本社を鳥取県鳥取市に置き、75年以上にわたり鳥取の街づくりを担ってきた総合建設会社だ。
1952年の鳥取大火後には駅前商店街の復旧工事にも携わり、地域とともに歩んできた歴史を持つ。
建築工事を中心に事業を展開してきたが、その後、土木部門を新設し、公共工事をはじめとする道路改良や橋梁の耐震補強など数多くの実績を積み重ねてきた。

(画像元:大和建設WEBサイトより引用)
DXの取り組みとしては、BIM・CIMといった新たな技術の導入にも積極的に取り組んでおり、将来へ向けた技術力の向上を図っている。
代表的な施工実績として、鳥取市役所新本庁舎、鳥取西道路内海中外改良工事、鳥取県立中央病院などがある。
8. ミテック
米子市を拠点とするミテックは、1988年に美保テクノスを中心とする美保グループの子会社として、土木・のり面に特化した有限会社美建工業を前身とする企業だ。
その後、舗装事業を手がけていた株式会社環テックと、水道・空調設備の設計施工を行っていた宏和水道工業株式会社を吸収合併し、3社の技術を結集した現在の体制となった。

(画像元:ミテックWEBサイトより引用)
総合建設業として、道路の舗装や下水道の整備といった土木工事から、住宅の水回りや空調設備の施工まで幅広く手がけており、地域の生活インフラを支えている。
9. 興洋工務店
株式会社興洋工務店は、鳥取市を中心に事業を展開する総合建設会社だ。国や県、市などの自治体が発注する公共工事を数多く手がけており、土木工事・建築工事の施工管理を主力事業とするほか、個人住宅も受注している。

(画像元:興洋工務店WEBサイトより引用)
地域密着の企業としてCSR活動に力を注いでおり、区画整理事業保留地の除草ボランティア、BCPに基づいた地震発生時の災害本部立ち上げ訓練、高校生のインターンシップ受け入れ、年2回の献血協力、ごみ削減の取り組みなどがある。
10. 平井組
株式会社平井組は、鳥取県西伯郡に本社を、米子市と境港市に営業所を置いている。米子市で創業して依頼、80年以上にわたって山陰地域の建設を担ってきた総合建設会社だ。
土木工事、建築工事、とび・土工工事、舗装工事、港湾工事、浚渫工事、管工事、水道工事、解体工事など幅広い業種の許可を取得しており、地域基盤の整備に対応している。
(画像元:平井組WEBサイトより引用)気象や海象、地震、漁業など自然条件への配慮を重視した港湾事業に高い技術力を持つ。ISO9001の認証を取得し、品質管理体制を整えた上で、お客様から指名される建設業者を目指している企業だ。
11. 柳田建設
米子市の有限会社柳田建設は、重機運送、ダンプでの運搬、土木建設工事を3本柱として事業に取り組んでいる。
土木工事業では、道路の新規敷設や延長、橋梁の架設、河川の形成、下水道の整備、住宅造成といった地域のインフラ整備を担っている。
あわせて土砂や砂利、アスファルトなどの建設資材の運搬を行う運送事業も展開し、施工と運搬を一体的に担えることが強みとなっている。

(画像元:柳田建設WEBサイトより引用)
顧客の重機・建設機器を現場まで運搬する重機運送では、キャプオーバーを6000〜16000kgまで7代保有している。また、ダンプトラックも10t6台、4t2台、2t1台を保有している。
12. 大協組
米子市を拠点とする株式会社大協組は、県内屈指の砕石業者として基盤を固めた後、土木工事に本格参入し、1978年からは建築事業にも進出した経緯を持つ。
現在では、公共工事や大型民間工事、一般住宅の設計・施工に加え、雑草の生えにくい工法などを開発する環境事業部なども設けている。
焼却灰を原料とした多機能盛土材「エコソイルR」の製造方法は特許を取得しており、鳥取県認定グリーン商品にも選ばれた独自技術だ。
(画像元:大協組WEBサイトより引用)2022年にはホールディングス制へ移行し、リサイクル関連事業や日帰り温泉「オーシャン」の運営など、グループ全体で幅広い事業を手がけている。
13. 千代建設
鳥取県八頭郡の千代建設株式会社は、土木一式工事、建築一式工事をはじめ、とび・土工、コンクリート、石工事、管工事、鋼構造物工事、舗装工事、しゆんせつ工事、塗装、防水、内装仕上工事、造園工事、水道施設工事、解体工事まで手がける総合建設会社だ。
智頭町は山間部に位置し、地すべりや土砂災害のリスクと向き合う地域のため、河川工事や砂防工事、道路の改良・維持修繕といった防災・減災に直結する工事への対応力が強みとなっている。
14. 呉島組
有限会社呉島組は、本社を鳥取県倉吉市に置き、東京都中央区には東京支社を構えている。土木・建設、解体、建築、採石の4部門を通じて多岐にわたる事業を展開している。
土木・建設事業では道路改良や舗装、各種造成、上下水道工事、太陽光発電設備工事などを手がけている。
(画像元:呉島組WEBサイトより引用)解体事業では木造から鉄筋コンクリート造まで対応し、発生した廃棄物はグループ内のリサイクル施設で100%リサイクルすることを目指している。
また、採石部門では、鳥取県内で良質な真砂土を採取・販売するなど、独自の事業領域を持つ点が特徴だ。現場ではTBM(ツールボックスミーティング)や指差呼称を徹底し、安全で快適な職場環境づくりにも力を入れている。
15. YAHATA
鳥取市に本社を置くYAHATA株式会社は、八幡建設を前身として1960年に設立された総合建設業者だ。土木・湾岸部門、建築部門、不動産部門などを展開している。
湾岸工事の実績が数多く、近年では、網代漁港機能保全外工事、鳥取港第二防波堤改良工事などを手がけた。鳥取港第2防波堤延伸工事では、鳥取県より令和七年度優良建設工事表彰を受けている。

(画像元:YAHATAWEBサイトより引用)
一般住宅から商業施設、公共施設まで幅広く請け負う建築部門では、県営住宅や鳥取市内の小学校校舎改修工事、石見消防署改築工事などの実績を持つ。
WRITTEN by
國廣 愛佳
創業支援や地域活性を行う都内のまちづくり会社に勤務後、2019年よりフリーランス。紙面やwebサイトの編集、インタビューやコピーライティングなどの執筆を中心に、ジャンルを問わず活動。四国にある築100年の実家をどう生かすかが長年の悩み。